「どうしたいか？」が大事にされ、それぞれが関心の高い分野に取り組むことができる環境

コンサルティングファームで業務改善、事業戦略立案、実行支援、海外拠点展開等のプロジェクトに携わった後、ベンチャー企業で業務改善、組織改革などのプロジェクトリーダーを務めつつ、事業戦略立案や新組織立ち上げなどを行っていました。
プロジェクトをきっかけに、さまざまな業界・企業の方々とお話しするうちに、プロジェクトのテーマに限らず抱えている課題を広く一緒に検討するなど、もっと寄り添うことができないかと考えるようになり、ビジネスパーソンを対象とした社会人教育に興味を持つようになりました。

ビジネスパーソンの課題意識に寄り添いたいという思いを実現できる、魅力的な場だと考え、入社しました。
さまざまな企業の方々とプロジェクトでご一緒する中で、課題意識はあっても漠然としていてどうしてよいか分からない、成長し続けたいという気持ちはあってもきっかけがなく動き出せないといった、なかなか踏み出せない方々が多いことに気が付きました。
この方々が一歩を踏み出しスキルアップされたら、素晴らしい力になり、組織も一層活性化するだろうと思い、なんらかお役に立てる機会や方法はないかと思っていたところでしたので、想いを持ったビジネスパーソンがたくさん集まるグロービスは、大変魅力的でした。
特に、教材開発に携わり、インタラクティブにビジネスパーソンの方々と意見交換しながら進める研修やスクールに登壇することもできるFGOの仕事に、大変やりがいを感じ、入社を決めました。

想像以上だったことは、本当に多様な専門性を持った方々がおられ、それぞれが強みを活かした業務に就いているということです。
会社員という立場から、自ら希望はしていないけれど組織に求められた仕事をこなすという面も多々あるのかなと思っていましたが、実際は想像以上に自由度が高く、それぞれが自分の希望をもとに適材適所で個性を発揮することができる場でした。
また、好奇心旺盛で、学習意欲の高いメンバーが集まっていて、勉強会や読書会を開催したり、皆で学び合ったりすることも、モチベーションを高く保てる素晴らしい文化だと感じています。

FGO（ファカルティ・グループ・オフィス）という部門に所属し、主にグロービス経営大学院や企業研修で講師として登壇するほか、使用する教材の作成・メンテナンス等を行っています。
部門内ではAIを用いた経営教育研究を行うGAiMERiチームに所属しており、ナノ単科（オンラインで、講師によるライブ授業、動画学習、記述式演習等を行う学習体験を通して1科目につき0.5単位を認定されるプログラム）の開発等に携わっています。
「多忙なビジネスパーソンに役立つ内容は何かな？」「どんな風に取り組んで頂くとより効果的だろうか？」と思案しながらコンテンツを開発するのは、悩ましいことも難所もありますが、とてもやりがいがあり楽しいです。
さらに、大学院クラスや研修の講師として、直接ビジネスパーソンの皆さまと接する機会も多く、「クラスでの学びを業務で実践して成功した」「今まで悩んでいたことの原因が分かり、着実に自分が進化しているのを感じられるようになった」といったお声をいただくのは、大変嬉しい瞬間です。

組織、ひいては世の中を元気にする原動力となる「人」を増やしていきたいと考えています。そのために、ビジネスパーソンがそれぞれの持つ能力に気付き・育て・発揮しながら、さまざまな課題に取り組んでいくにあたって役に立てることを考え続けています。
変化の激しい時代に自分自身も学習し続け、情報をアップデートして、魅力的なコンテンツを提供したり、大学院や研修において受講者の皆さんと直に接する機会にいただく声からもニーズを探ったりしながら、社会人の学習体験の創造と改善に携わり続けたいと思っています。

自主性を大事にする文化があります。仕事でも個人が「どうしたいか？」が大事にされ、それぞれが関心の高い分野に取り組むことができる環境があります。
もちろん責任は伴いますが、自分の関心のある分野に携われることで、モチベーション高く意欲的に取り組むことができます。
また、部門横断のプロジェクトに携わる際には、初対面の社員と一緒になる機会も少なくありません。そんなとき、社員同士がフラットな関係で、すぐに打ち解け合う雰囲気があり、前から知り合いだったように気軽に話し合えるのも、グロービスらしい所だなと感じています。