INTERVIEW
  1. 前職の業種・仕事

    新卒で時計や宝飾品などのブランドを複数管理する外資系ラグジュアリーグループに入社し、OJTとして1年間、路面店にて販売事務を経験した後、Eコマースを管轄する事業部や人事本部において、人材開発・育成を担当いたしました。また、特定のジュエリーブランドに専属するHRBPチームにて、入退社・異動に関わる手続き、新卒採用、派遣社員の労務管理など、約4年間にわたり、人事領域を幅広く経験した後に、グロービスへ転職いたしました。
    前職では、人事担当者として社内の役員と連携する機会が多く、役員の価値観や意思決定が、組織風土やビジネスに大きな影響を与えることを実感していました。経営の在り方が会社全体にどのように波及するかを肌で感じた経験は、今の仕事にも活かされています。

  2. グロービスに入社を決めた理由は?

    大学時代より人事管理を専攻し、特に組織風土変革やダイバーシティ推進に関心を寄せていましたが、前職で人事領域を幅広く経験する中で、特に「人材育成・開発」が組織を構成する人のマインドセットに直接アプローチできる領域であると気づき、さらに専門性を高めたいと考えるようになりました。
    グロービスに入社を決めたのは、日経225企業のうち85%以上(2024年当時)との取引実績を持ち、より多くの人や組織の成長に貢献できると考えたためです。個人の変革が企業の成長を促し、さらに社会全体へとインパクトを与えるという、一企業の人事担当者では得られない、大きなスケールでの価値創出に関われる点に惹かれました。
    また、選考中に面談やエッセイ提出など多くのステップを経る中で、面談でお会いした全ての方が、私個人に多くの時間を費やしながら、会社とのフィット感を大切に見極めてくださっていることを実感し、「個を大事にする良い会社」という印象を持ちました。

  3. グロービスに入社する前後で感じたギャップ

    グロービスに入社した頃、結婚というライフイベントと、担当する研修プログラム(9月~3月の期間に月1回、週末の合宿形式で実施)が重なったため、プライベートとの両立に不安を感じていました。
    しかし、グロービスには「自分、家族、仕事の順番で大切にしなさい」という考え方があり(これは代表・堀の言葉でもあります)、チームリーダーやメンバーが口を揃えて「一生に一度のイベントなのだから、楽しんで!」と言ってくれました。その言葉に支えられ、結婚に関わるお休みが必要な場面でも、安心してプライベートに専念することができました。
    また、社内全体を見渡しても、家族やプライベートについて気軽に話せる環境があり、仕事以外の部分でもお互いを尊重し合う文化が全社に根付いていることに驚きました。想像していた以上に心理的安全性の高いカルチャーが築かれていることは、ポジティブなギャップでした。

  4. 現在の仕事内容は?

    法人研修部門の「戦略プロジェクト推進室」に所属し、部門内のプロジェクトを一部担当するとともに、主にエグゼクティブ向けプログラム「知命社中」の企画・運営に携わっています。具体的には、現役生の研修オペレーション設計や運営に加え、修了生を含む受講生の皆様との継続的な関係性構築やコミュニティ形成にも携わっています。
    「知命社中」の受講者は、企業の執行役員や経営者といった、日本のビジネスを牽引される方々です。そのような卓越したリーダーの方々が、真剣に学び合い、活発に意見を交わし、新たな視点や知見を獲得される場に立ち会えることは、この仕事の大きな魅力の一つです。特に、7ヶ月間の研修の集大成として開催される、受講生による経営ビジョン発表会では、それぞれの業界や会社への熱い想いを語られるお姿に触れ、その取り組みが日本社会に与えるであろう大きなインパクトを肌で感じることができます。
    研修開催に向けた着実な準備と円滑な当日運営に加え、受講生との信頼関係を築くことも、事務局の重要な役割です。そうした関わりを通じて、日本のリーダーたちの情熱と覚悟に触れ、より良い未来を築くための重要な場を支えることに大きなやりがいを感じながら、プログラムを通じた、さらなる価値提供を目指しています。

  5. 今後のキャリアで実現していきたいこと

    「知命社中」は、受講者の皆様に、仕事の枠を超えて人生にも付加価値を提供できる素晴らしいプログラムだと信じています。まだその良さや魅力が伝わっていない企業にも、プログラムの認知を広げることで、より多くの経営者の成長に貢献していきたいと考えています。
    また、プログラム運営に携わる中で、各界の第一人者といえる講師陣の講義を聴講できることも特権です。しかし、今の自分には、そのレベルの講義内容を消化できるほどの知識やスキルが圧倒的に足りないと感じています。まずは「経営者とは何か」「経営とは何か」を一から学び、受講者の皆様が見ている景色に少しでも近づくことから始めていきたいです。
    将来的には、今の経験を活かし、自らがイニシアティブをとって、カンファレンスやサミットの企画、研修プログラムのコンテンツ開発などができるように、戦略的思考やプロジェクトマネジメントスキルを向上させていきたいです。

  6. "グロービスっぽさ"を感じたエピソード

    グロービスで働く人は皆、「自由と自己責任」を体現していて優秀に見えるからこそ、毎日が刺激的に感じる一方で、時折プレッシャーを感じることがありました。しかし、グロービスには「雑談ミーティング」という、業務と直接関係のない話をする時間をとることができ、この場が私の考え方を大きく変えるきっかけになりました。
    同じチームの先輩に留まらず、他のチームのマネージャー等、たくさんの方との雑談を通じて、率直に仕事への向き合い方について悩みを明かすと、働く上でそれぞれが大切にしている考え方を知ることができ、自分自身が必要以上に気負いすぎていたことに気づく瞬間がありました。
    グロービスでは部門内外で多くの方と面談をしたり、関わりを持てる場が多数ありますが、そうした「オフサイト」の力を借りて、個々が安心してさらに高いパフォーマンスを発揮できるような仕組みや風土があることも、グロービスの魅力だと思います。

MESSAGE

グロービスへの転職を
考えている方への
メッセージ

グロービスは成長意欲が高く、多様なバックグランドを持った社員が多いです社内には、お子さんを育てながら講師として登壇する方や、趣味やサークル活動を楽しみながら仕事に励む方が多く、それぞれが大切にしたいものを持ちながらキャリアを築いています。

また「知命社中」は、経営層が学び合う貴重な場であり、運営メンバーもエグゼクティブの視点を間近で学べる環境があります。単なる事務局ではなく、研修運営から、受講者との関係構築、コミュニティ形成まで幅広く関われることも魅力です。

エグゼクティブの成長に貢献し、日本を元気にするこのプログラムを一緒に進化させたい方、ぜひご応募をお待ちしています!