組織の心理的安全性が高く、自由度とスピード感のある環境
2022入社 /Y.Tamura
- 前職の業種・仕事
- 製造業界/人事職
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前職の業種・仕事
大学院で教育学を学んだ後、新卒で建設機械メーカーに入社しました。6年半人事部門に所属した後、社内ローテーションで異動し、2年間コンプライアンス部門に所属していました。人事部門では、階層別研修やグローバルリーダー育成などの教育分野を中心に、採用、人事評価、メンタルヘルス体制の構築、海外現地法人管理など、人事業務全般を経験しました。コンプライアンス部門では、主に全社の行動規準やコンプライアンス浸透のための教育に携わっていました。
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グロービスに入社を決めた理由は?
30代になって社会人人生を振り返った時、一番心が動いたのは、人事にいた時に、自分が企画した社員育成プログラムをとおして、参加者の表情や、発言の質が大きく変わったのを目の当たりにした瞬間でした。「人×教育」の可能性に確信が持てたからです。これからの人生を考えた時に、もう一度教育を軸に据えて、知見をさらに深め、社会に貢献したいと思うようになり、転職を決意しました。
具体的な転職先の条件は、教育を軸にキャリアを立てられること、世界No.1を視野に入れた企業であること、機動的な組織であることの3点でした。グロービスはこの3点を網羅している上に、独自の研究開発部門をもっているため、法人部門のコンサルタント職に留まらず、多面的なキャリアを築ける点も大きな魅力でした。
事業会社で人事のプロになる道も考えましたが、限りある時間の中で自分が何をしたいか自問自答した時に、一社に対して深い影響力を発揮することも非常に魅力的ですが、グロービスを通してあらゆる企業に対して幅広く影響力を発揮していきたいと考え、グロービスに入社を決めました。 -
グロービスに入社する前後で感じたギャップ
グロービス入社後に驚いたのは、細かいルールや社内手続きが最小限に抑えられていることです。「性善説に基づいて、ルールは最小限に」というポリシーは入社前から知っていたのですが、いざその世界に身を置くと、その自由度とスピード感に感動しました。「自由と自己責任」という言葉のもと、日々の働き方や仕事の進め方も含めて、基本的に自分のことは自分で決めて行動する、という風土が根付いていることを強く感じます。入社直後はこの自由をどう活用すれば良いのか戸惑うこともありましたが、今は自分の持つ裁量の幅が分かってきて、のびのびと過ごせています。
また、意思決定や社内手続きもシンプルかつスピーディーで「社内決裁のために資料を作って、決裁者のスケジュールを確保し、説明をして…」という手間や負担感がありません。何気ないことかもしれませんが、組織として非常に重要な要素だと思いますし、一社員として働きやすさを実感しています。 -
現在の仕事内容は?
法人部門の組織・人財開発のコンサルタント職で、現在はメーカー、金融業、広告代理店を担当しており、対象層は若手から次期役員候補の部長クラスまで多岐にわたります。
日々の業務としては、お客様から依頼を受けた研修プログラムの提供準備を行い、アテンドします。その中で、受講者が何を学び、何につまずくのか確認したり、事務局や講師とコミュニケーションをとりつつ、次回に向けての課題を自分なりに考察します。その後、その考察をもってお客様の「あるべき姿」の実現に向けて中長期的に何が必要なのか、今後のステップについてお客様と一緒に考え、次なる打ち手をご提案します。
答えのないもの・形のないものと向き合うことの難しさと面白さ、両方を味わいながら日々奮闘しています。 -
今後のキャリアで実現していきたいこと
コンサルタントとして数年経験を積んだ後、大学院などでもう一度学びを深めたいと思っています。コンサルタントの経験をもとに課題を設定し、学術的な観点から課題を分析し、仮説を立て、また現場へ戻り実践するというサイクルをつくりたいです。コンサルタントと研究者の二つの顔を持ちながら活動するイメージです。さらに、その活動の中で得られた経験・知見をグロービスの中で共有することで、価値提供する幅を広げ、自分が生み出せる価値を最大化していきたいと考えています。
また、いつか自分が経験した事や学んできた事を本にまとめて、世界に向けて発信することが私の夢の一つです。何十年後の未来の人にも読んでもらえるような本を書き、人と社会の成長に貢献し続けていきたいと思っています。 -
"グロービスっぽさ"を感じたエピソード
私がグロービスらしさを感じるのは、組織の心理的安全性が高いところです。
具体的なエピソードとしては、チームのエンゲージメント担当として、チームリトリート(リトリート=日常業務から離れ、議論や思索等を行うもの)を企画・実施した時のことです。年度が変わって新しいチーム体制になったので、リトリートの冒頭、チームメンバーで価値観を共有するワークを行ったのですが、メンバー全員がこれまでの経験やそこから得られた価値観について、真剣に語り、耳を傾け合う時間となりました。雰囲気は非常に温かく、過去の失敗や苦い経験などの話しづらいこともオープンに語られ、チームの心理的安全性の高さを実感しました。お互いを信頼し、価値観を尊重し合える仲間がいることは、とても心強く、幸せなことだと感じますし、グロービスらしさだと感じます。
グロービスへの転職を
考えている方への
メッセージ
私はグロービスに入社するまで、人事で経験を積んできた一方、コンサルタントや営業の経験はゼロだったので、そんな自分がやっていけるのかと不安を持っていました。いざグロービスに入社してみると、お客様の要望や考えをイメージする上で、人事での経験が非常に役に立っていて、自分の強みになっていると感じています。もちろん自身の足らずを感じることもありますが、心強い先輩・仲間もいますし、入社後にインプットやアウトプットのトレーニングの機会があるので、今思えば営業未経験であることに縛られず、もっと自分のキャリアに自信をもてば良かったかなと思っています。
もし同じように、グロービスでの仕事に興味があるけど、営業経験がない事が気になって応募しようか悩んでいる…という方がいらっしゃったら、視線をご自身の弱みではなく強みに向けて、ぜひ応募してみてください。一人でも多くの人がイキイキと過ごし、笑顔になれる未来を、一緒につくりましょう!
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