仕事への熱い想いを持っている方と一緒に、人の成長にフォーカスした仕事がしたい

前職では新卒から9年程、小売業の会社に勤務していました。直営店にて店舗業務に従事したのち、本社で新卒採用の担当をしていました。店舗勤務では、神奈川県内にある6つの店舗を経験し、新店舗の立ち上げや改装店舗の企画立案、実施にも携わらせていただきました。また、うち3店舗では店長職を経験し、売上管理や従業員の採用・教育、店舗のオペレーション改善等のマネジメントを行っていました。新卒採用では年間100名を超える採用を行っており、会社のビジョンを学生の皆さんにお伝えしながら、採用計画の策定と実施、内定から入社までのフォローを行っていました。

前職の経験から、もっと人の成長にフォーカスした仕事がしたいと思うようになりました。店舗勤務や採用業務の中で自分が一番大事にしていたことは、一緒に働く従業員、内定者や新入社員の成長を考えることだったためです。そんな理由から、思い切って教育業界への転職を考えました。
グロービスへの入社の決め手は「会社の目指すビジョンに共感したこと」「働く社員が仕事に対して誇りを持っていること」の2つです。私は仕事をするうえで「なぜこれをやるのか」という目的を大事にしたいと思っています。そのため転職活動においても、根幹にある会社の目指すビジョンに共感できるかどうかを重視していました。グロービスには、「グロービス・ウェイ」というグロービスが存在する意義や大切にしている価値観をまとめた指針があります。働く中で迷ったことがあれば、いつでも立ち返れる拠り所だと思いました。
また、仕事に対して誇りを持っている方と一緒に働くことが、自分のモチベーションを上げる一つのきっかけでもあると思っており、これも入社の決め手になりました。選考を通して、この会社で働くことに熱い想いを持たれている方々と出会い、入社したいという気持ちが一層高まりました。私の話に真摯に耳を傾けてくださり、個を尊重してくれる会社という印象も受け、ここでなら私らしく働けるのではないかとも思いました。

仕事に対して熱い想いのある方が多い印象を受けたとはいえ、社会を変えるリーダーを輩出する教育機関ということから、入社前は働く方もクールでスマートな方が多いのではないかと不安でした。ですが、どなたも温かく心のこもったコミュニケーションをしてくれ、その不安はすぐに無くなりました。
発信した内容を相手がどう受け取るかを丁寧に考え、足りない情報を先回りして伝えるようにされているから、そういうやり取りが自然に生まれるのではないかと思いました。また、お互いの仕事に対して感謝と賞賛の気持ちをしっかり伝える等、当たり前なことかもしれませんが、そういう風土が根付いていることも素敵だなと思いました。
入社後のサポートがしっかりあったことも、ありがたかったです。中途採用ということもあり、いち早く即戦力にならなければと思っていましたが、上司や先輩方から1on1を通して色々な事を教えていただき、安心して業務をはじめることができました。

現在は、グロービス経営大学院の、主に在校生のコミュニティ形成のサポートや、イベント企画・運営を通じて教育理念（能力開発・人的ネットワーク構築・志の醸成）の3つの場を提供し、皆さんの学生生活をサポートしています。。
主に担当している業務は2つあります。1つ目は大学院に入学予定の受講生に向けて、入学までに必要な情報をお伝えしていくことです。履修や入学手続きに関する事務的な話はもちろん、同期との繋がりをつくるきっかけとして交流会等のイベントも企画・運営しています。2つ目は、在校生が参加する学事行事の企画・運営です。グロービスでは能力開発だけでなく、志の醸成や人的ネットワークを大事にしているため、在学中の学事行事はご自身の学びをより深めていただく大切な場であると考えます。学事行事の目的や内容を正しく伝え、多くの方々に参加いただけるよう受講生を巻き込んでいく事も仕事になります。
異業種からの転職ではありましたが、前職の仕事と近しいものもあり、経験が活かせる機会があることをありがたく思っています。

まずは今ある学事行事やサービスの企画・運営が滞りなくできることを目指していますが、ゆくゆくは在校生や卒業生の現状を捉え、自分なりに企画を考え、実行したいと考えています。受講生の皆さんと話をしていると、日々迷いながら学びを深められている様子を目の当たりにします。グロービス経営大学院は日本および世界のリーダーとなる「創造と変革の志士」を輩出し、社会全体の成長に寄与することを使命としています。大学院で学ばれる方々がご自身の志を深めたり、学ぶ意欲をより一層高めたりできるようなきっかけづくりに、私ももっと貢献したいと思います。もし自分が企画した施策が、誰かの行動が変わるきっかけとなったら、これほど幸せなことはないと思っています。

「チームで協力して働ける」ということがグロービスらしさだなと思っています。何か分からないことがある時、社内ツールを使って発信すると、自分が宛先に入っていなくても連絡をくれたりサポートしてくれることが多々あります。「こんな事聞いても良いのかな」という不安を持つことなく働くことができ、「自分も誰かをサポートできるようになりたい」と積極的に情報共有や発信をしようという気持ちになります。
また、人が好きな方が多いとも思いました。相手の価値観や立場を自然と尊重することができ、積極的に関わりたいと思われている方が多いのではないでしょうか。社内でも部門を越えた交流も頻繁に行われており、仕事の話はもちろん、共通の趣味等で繋がれる機会もあり、日々新しい発見があります。入社した年には年末に開催された社内交流会の幹事にも手をあげ、部門を越えた繋がりを沢山つくることができました。