INTERVIEW
  1. 前職の業種・仕事

    前職は外資系の教育コンテンツ企業で、小学生から高校生までの学生向けに、探究学習コンテンツの開発に責任者として携わっていました。また、学校の教員向けの研修開発とデリバリーを行ってきました。特に、STEAM教育という、実社会で起きている社会課題に教科横断的な視点で生徒に取り組ませる探究学習のためのコンテンツ開発とその授業実践のための教員支援に取り組んできました。英国にいるライターや米国のビデオクリエイター、国内外の研究機関で活躍されている方と連携しながら、最先端の研究の醍醐味を生徒に伝えるというやりがいのある仕事でした。

  2. グロービスに入社を決めた理由は?

    社会人として民間企業でキャリアを積む一方で、大学院に通い、教育工学という学問分野で博士号を取得しました。社会人の学びを効果的、効率的、魅力的なものとするにはどうすればよいかということを明らかにするための研究に取り組んできました。自分自身の研究者としての専門性を社会人の学びをより良くするために活かしていきたいと思っていたところ、グロービスで研究者を探しているということを知り、縁があって入社に至りました。

  3. グロービスに入社する前後で感じたギャップ

    入社前は、経営コンサルタント出身の方が多く、スピード感の早いベンチャー企業というイメージが強くあり、そうした環境で、ビジネスのスピード感に比べ、成果が出るまで時間のかかる研究という活動に取り組むことができるか、研究者としてうまくやっていけるか不安でした。しかし、入ってみると、所属している部署がコンテンツ開発や研究に携わっている人が多いということもあって、それぞれのメンバーが自分のペースで自分の関心が赴くままに仕事を進める研究機関に近い印象を持っています。研究者が自身の興味を突き詰めることがしやすい環境だなと感じています。

  4. 現在の仕事内容は?

    以下の3つに取り組んでいます。
    ・教育研究
    グロービスが展開する研修や教育プロダクトを対象に、その取り組みを学び手にとってより効果的なものにするための実証研究の計画と推進に取り組んでいます。

    ・研修講師
    論理思考の研修講師を担当しています。

    ・コンテンツ開発
    学びの科学に関する知見や専門性を活かして、コンテンツ開発に取り組んでいます。

  5. 今後のキャリアで実現していきたいこと

    大きなビジョンとしては、自分の専門である教育工学の専門性を活かして研究活動に邁進し、ビジネスパーソンがやりがいをもって学び働いていける環境づくりがしたいです。

    また、いま取り組んでいる研究の成果を国内外で発信し、教育工学といえばグロービスという存在になり、世界中の研究者の人たちがぜひ一緒にコラボレーションしたいと思ってくれるような場を作るのに貢献できればと思います。

  6. "グロービスっぽさ"を感じたエピソード

    「自由と自己責任」の文化が徹底していることはグロービスらしいなと感じています。面接のときから、そう伺っていたのですが、入ってからその徹底ぶりに驚かされました。本人の希望にもとづいて仕事を行うことを基本にしており、希望にもとづかないジョブローテーションもありません。上長から業務を命令されることもありません。「やりたいことは何ですか?」と聞いてくださり、それをもとに業務を組み立てていきます。「自由と自己責任」の徹底ぶりに驚きましたし、研究者としては働きやすい環境だと感じます。

MESSAGE

グロービスへの転職を
考えている方への
メッセージ

グロービスでは専門性を活かし、多様な研究を行うことができる可能性がたくさんあると感じています。教育工学以外にも経営学、自然言語処理、ウェルビーイング等、さまざまな背景を持つ方々がそれぞれの専門性を活かしながら活躍されています。様々な専門分野をお持ちの研究者の方とコラボレーションをしながら、社会人の教育の未来を作るのにご一緒できればうれしいです。

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