スクール部門の地方拠点で働く醍醐味を、フロントスタッフに聞いてみました!
グロービス経営大学院を運営しているスクール部門(GMS)は、東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・横浜・水戸・オンラインでMBAプログラムを提供しています。今回は、地方拠点のフロントスタッフとして受講生の成長を支援するメンバー3名に、地方拠点ならではの特徴や魅力を伺ってみました!
・現在の業務・担当領域を教えてください
・業務のやりがい・魅力を感じたエピソード
・業務の難しさと成長ポイント
■話を聞いたメンバーはスクール部門の各拠点でフロントスタッフとして働く3名です
・遠藤さん/仙台Student Office 前職:教育支援事業 カウンセリング営業
・渡邊さん/横浜Student Office 前職:教育支援事業 事業推進
・猪口さん/大阪Graduate Student & Alumni Office 前職:教育支援事業 企画・営業事務
【遠藤さん】受講生の挑戦を支え、仙台校を「共に創り上げる」価値共創の精神が大切
■現在の業務・担当領域を教えてください
グロービスをより多くの方に知っていただき、学びをスタートしていただくための活動をメインで担当しています。とはいえ、受講生の皆さんとの距離が近いキャンパスでもあるので、受講生が様々な場で輝き、ご活躍いただくために何ができるかを考え、幅広く柔軟に貢献・サポートさせていただく姿勢を大切にしています。
■業務のやりがい・魅力を感じたエピソード
受講生は、「自分を変えたい」「組織や社会を変えたい」という想いを胸に、ご自身の貴重な時間とお金を投資して学びに来られています。だからこそ私は、受講生を「お客様」としてお迎えするのではなく、「伴走者」として共に悩み、共に歩むこと。そして一緒にキャンパスを創り上げていく「価値共創」の精神を何よりも大切にしています。
「伴走者」として深く関わり、時に一緒に悩み抜く。こうした関係性があるからこそ、次に入ってくる仲間たちのためにと、ご紹介やイベント登壇など、受講生の間で温かい「GIVE」の輪が自然と広がっていくのだと感じています。また私自身、受講生が悩みながらも殻を破り、成長・変革されていく姿を一番近くで応援できることがやりがいであり、モチベーションにも繋がっています。
この仙台校で、受講生の挑戦を支え、地域との温かい繋がりを育みながら、東北の未来を担うリーダーを全力で応援できること。これこそが、私たちスタッフの誇りだと感じています。
■業務の難しさと成長ポイント
仙台校は、少人数で運営している拠点なので、スタッフ1人1人の対応が受講生や組織に与える影響が大きい点が特徴であり、難しさでもあります。そのため、仙台校を受講生にとってどういう場所にしたいか、コミュニティの価値を高めていくために何ができるかを日々考えることや、受講生との関係づくりを大切にしています。例えば、コロナ禍で仙台校の持ち味だったコミュニティに距離が生まれてしまったこともありましたが、受講生の皆さんに仙台校というキャンパスの意味と意義、改めて一緒に盛り上げていきたい旨をお伝えしたことで、受講生ご自身の言葉で「今」の仙台校を語っていただく機会が多くなり、結果として今ではコロナ禍とほぼ変わらない規模でイベントを実施できるまでになりました。
我々は成長の機会を提供する教育機関です。だからこそ受講生と相対する上で自己研鑽の大切さを感じていますし、本気で学びにくる社会人学生の人生に関わる責任感と、その成長に深くコミットできる点は、この仕事の難しさと成長のポイントだと強く思っています。
【渡邊さん】企画から実行まで一貫して担い、卒業生の「バトン」が繋がる瞬間に立ち会う喜び
■現在の業務・担当領域を教えてください
主な業務は、単科生(※)として学び始めた受講生のサポートです。お仕事をしながら通われる社会人の方が、学習の継続や大学院本科への進学といったキャリアの岐路において、悩んだ末にご自身で納得のいく決断をされる、その過程に寄り添い伴走しています。 また、横浜キャンパスは少人数で運営しているため、日々のオペレーション業務や、本科生・卒業生からのご相談対応なども含め、バリューチェーンを横断してキャンパス運営全体に携わっています。
※単科生:大学院本科入学前に先行して履修できる「単科生制度」を使って学んでいる受講生
■業務のやりがい・魅力を感じたエピソード
この仕事の魅力は、「学校事業全体の視点」や「どう価値創造ができるのか」を考えることまで担える点です。 「自分で課題を見つけ、解決する裁量」がメンバー1人ひとりにありつつも、経験豊富な先輩や同僚との「壁打ち」を通して、企画から実行まで、試行錯誤しながら安心して進められます。単なる事務やサポートに留まらず、自身のアイデアを活かして受講生の課題感をダイレクトに施策に反映できる手応えがあり、私も受講生とお話しする中であったらいいなと思った場として、若手限定の交流イベント「U35 meetup」などを企画・実行しました。
日々のやりとりや、場づくりを通して受講生と向き合う中で、一番やりがいを感じるのは、卒業生が後輩のために「バトン」を繋いでくれる瞬間です。学びを経て活躍される姿は本当に嬉しく、学び始めの葛藤を知っているからこそ、その結実した喜びを分ち合えるのは、フロントに立つ醍醐味です。 また当初は期待と不安の中で学んでいた方が、数年後には、例えば起業家となり「当時の自分のように悩む人の参考になれば」と、後輩のために登壇の打診を快諾してくれる。そんなGIVEの精神あふれる卒業生と、新しくチャレンジする受講生を繋げられた時、リスペクトと共に、未来につながるターニングポイントに関われていると実感します。
■業務の難しさと成長ポイント
拠点では受講生との距離が近いため、単なる「事務局さん」ではなく、顔と名前が一致する人間味のあるコミュニケーションとなります。だからこそ様々なご相談をいただき、その場で判断や回答を求められる難しさがあります。 そのため、日々の業務では「誠実なパートナー」として、受講生と対峙することを意識しています。仮に受講生が望むことでも、長期的なご本人の成長やコミュニティ全体のビジョンに沿わない場合は、正直に「NO」と伝えます。説明責任を果たし、時にはできないことも率直にお伝えしながら、一緒に良い学びの環境をつくることを目指せるところは、この仕事の難しさであり成長ポイントでもあると考えています。
また、お一人おひとりの声(n=1)から感じた課題を、企画実行へと昇華させ磨いていける点も大きな成長ポイントであり、自分が「これは」と思うテーマで進められるからこそ、飽きずに続けられています。
【猪口さん】入学から卒業後まで、学びと志を支え続ける「長期的な伴走支援」が醍醐味
■現在の業務・担当領域を教えてください
大学院本科に通う本科生の能力開発、人的ネットワークの構築に向けて、サポートを行っています。能力開発のサポートでは、受講生の履修相談対応や学内制度利用にあたる面談、円滑な履修登録のための環境(システム)整備や社内他部門との調整および大阪校での開講計画立案等を担当しています。ネットワーク構築のサポートでは、入学式や卒業式といった学事行事・各種イベントの企画運営や、受講生主催イベントのサポート等を行っています。また、入試業務の一部も担当しています。
■業務のやりがい・魅力を感じたエピソード
グロービスでは、入学から卒業、さらには卒業後まで、長期にわたり学びとネットワークの両方の観点から受講生と関われる環境があります。だからこそ、受講生を多角的に深く知ることができる点が、この仕事の魅力です。
以前、受講生とのお話のなかで、ご自身が気づいていない長所をお伝えしたことがあったのですが、後日その方から「猪口さんに言われた言葉が、志を言語化するきっかけの一つとなった。出会えてよかった」と言ってもらえたことがあり、この仕事をしていてよかったな、と心から感じました。日頃の学びの様子や他の受講生との関係性も含め、いつも近くで見守ることができる距離感にいられたからこそ生まれた瞬間だと思います。
また、ご自身のキャリアや、組織・社会をより良くしたい、という高い志を持って大学院本科の門を叩いてくださった受講生を支えられることが大きなやりがいです。そして普段の関わりから得られたものもふまえて大阪校や学年・学校全体の施策に還元できたとき、個々の受講生から反応をダイレクトにいただけることもあり、自身の仕事の意義を実感できています。
■業務の難しさと成長ポイント
在学期間中、様々な場面で受講生との接点を持つので、受講生から「名前と顔が一致する」スタッフとして認識されることはとてもやりがいがある一方で、 難しさもあります。
履修や学籍に関することなど、時には学則に沿った厳格な対応をしなくてはならないこともあり、心苦しさを覚えることも少なくありません。だからこそ、一つ一つのコミュニケーションを誠実に行うことが重要だと考えています。受講生の人生全体や、学校としての公平性を考え、何が適切かを周囲のメンバーとともに・プロフェッショナルとして判断し向き合うことで、シビアな案件への向き合い方や受講生との日頃の関わり方が育まれ、日々成長を実感しています。
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いかがでしたでしょうか?
グロービスでは、自ら成長し、自分らしい豊かなキャリアを歩み、社会を変えていくビジネスパーソンをひとりでも多く輩出し、社会に貢献したい——そんな想いに共感し共にチャレンジいただける方を積極採用しています。
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