仕事とMBAの両立。ビジネススクール部門のメンバーに聞いてみました!

仕事とMBAの両立。ビジネススクール部門のメンバーに聞いてみました!

グロービスの経営理念の1つに「自己実現の場の提供(対個人)」という言葉があります。ビジネススクール運営を担いながら、自らも経営大学院生として学んできたメンバーに、仕事とMBAの両立について話を聞きました!

・グロービスに入る前は何をしていた?
・グロービスへの転職理由と決め手は?
・MBAでの学びは、今の仕事や今後のキャリアにとってどう活用できますか?
・MBAとグロービスでの仕事、プライベートとどのように両立して乗り越えていますか?
・グロービスに転職を考えている人に、一言メッセージをお願いします!

■話を聞いたメンバー・経験業界
・廣瀬さん(教育系広告会社)
・平林さん(空間デザイン営業→医療機器営業)

【廣瀬さん】「大人が当たり前に学び続ける社会」を実現したい

■グロービスに入る前は何をしていた?
教育系の広告会社に勤めていました。
新卒で入社後まずは企画営業として6年間、日本の様々な大学・短大の学生募集広報や、教学改革支援を担当しました。その後、営業推進の部門に異動して、商品サービスのリニューアルや全国の営業サポートなどに1年半携わりました。
担当している大学・短大のよいところを、いかに魅力的に伝えるか?という広告業務から始まって、そもそも魅力をどう作り・磨いていくか?という改革の挑戦にも、コンサルティング業務で伴走させていただきました。

■グロービスへの転職理由と決め手は?
「大人が当たり前に学び続ける社会」を実現したい、という自分の想いに応えてくれる企業だと思ったからです。
日本では小学校から高校・大学と進学したら学校はおしまい、大学院への進学を考えない、という方も多いと感じています。前職で学生募集広報に関わる中で、なぜ日本の大学・短大は、18歳に入学してもらうことばかり考えるんだろう。少子高齢社会が進行する中で、18歳のことだけ考えて営業していていいのだろうか…、ともやもやしていました。
働き始めてからも好きなように学んだらいいし、大人だって学ぶために学校を使えばいい。高等教育機関として社会人の学びに真摯に向き合って、「大人が学ぶ」文化の醸成にチャレンジしているグロービスは、私にとってとても魅力的でした。

■MBAでの学びは、今の仕事や今後のキャリアにとってどう活用できますか?
2024年3月にグロービス経営大学院をを卒業しました。グロービスMBAで学ぶ中で、フレームワークや定石をインプットできたこと、それらを実際の企業のケース・実例から学び、「自分が経営者ならどう判断するか」の訓練を行えたことによって、ビジネスパーソンとして間違いなくスキルアップできました。
そしてスキルはもちろんのこと、何よりマインドが大きく変わったと感じています。私は前職のとき、そして転職してしばらくは「リーダーは向いていない、プレイヤーとして成果を上げたい」と考えていました。
グロービスMBAの「志」領域でリーダーシップについて学び、クラスメイトの想いに触れ、自分自身を内省することで、私なりのリーダー像をつくることができました。
仕事への取り組みもリーダーシップの発揮も、実務で「ここまでできれば100点」というゴールはありません。常にベストな状態を目指して、目先の業務や問題に捉われず視座を上げて考えたり、机上の空論にならないよう実行したり、筋道を立ててやり切る力とその自信がつきました。
また予定はありませんが、転職や副業はもちろん、第三者としての事業承継や起業も選択肢に入れられるようになったことで、キャリアの可能性が大きく広がりました。

■MBAとグロービスでの仕事、プライベートとどのように両立して乗り越えていますか?
卒業まで一番大変だったことは、時間の捻出です。まずMBAをやり切るにあたって、授業時間と予習復習に加え、読みたい参考図書、参加したいクラブ活動・セクションや各クラスの懇親会と、スケジュール設定に苦労しました。職場に相談して、どうしても参加したいコミュニティー活動を優先させてもらったこともあります。
予習復習は、自分の中での合格ラインを決めて、それ以上はやり過ぎないようにしていました。隙間時間でコツコツやるよりも、時間をしっかり取って集中する方が向いていたため、休日をまるごと予習に充てることが多かったです。
プライベートでは、アイドルが好きで以前は週1でライブに行っていましたが、入学後は3ヶ月~半年に1回程度に減らしました。切り詰めればもう少し趣味の時間を取れましたが、頭と身体を休める時間を意識的に確保するようにしていました。
スケジューリングは難しかったですが、大学受験や資格試験の勉強とは異なり、終わりがなく深めていくMBAの学びは、どの科目も楽しみながら取り組めました。
また入学前はイメージがついていませんでしたが、普通に働いて生活しているだけでは出会えなかったクラスメイト・講師陣と、お互いのキャリアや仕事・人生への想いを語り合える時間とコミュニティーを手に入れたことは、何にも代え難い財産になっています。

■グロービスに転職を考えている人に、一言メッセージをお願いします!
グロービスはMBAに限らず、自己研鑽を応援する制度・風土があります。「働く」と「学ぶ」を両立させよりよい人生を目指すとともに、それぞれの価値観を大切にしようとする人たちが集まっている会社です。成長したい・変わり続けたい人にはぴったりだと思います。グロービスでお会いできることを楽しみにしています!

【平林さん】人や組織の成長に関わりながら、自分自身も成長でき、高めた能力を社会に還元できる環境

■グロービスに入る前は何をしていた?
これまでに2社経験をしており、1社目は国内メーカーで商空間作りを行う営業を5年、マーケティング部で商品企画を1年半担当しました。その後、外資系医療機器メーカーに転職し、外科手術器具の提案営業を行う仕事に従事しておりました。

■グロービスへの転職理由と決め手は?
大学時代に読んだ本の影響で、教育の力によって近代日本を支える多くの人材を輩出した、吉田松陰の生き方に感銘を受けました。教育の中でも実学に興味を持ち、ビジネスパーソンとしてのスキルを身に着けた後で、教育業界に身を置きたいと考えました。
また、1社目から2社目に転職した際に、日本企業と外資系企業の社内教育体系の差を痛感し、日本においても、ビジネスパーソンがスキルを磨ける機会を多く提供したいと強く思うようになりました。
グロービス転職の決め手となったのは、グロービス経営大学院の理念(グロービスは、数多くの志士を輩出し、日本そして世界に「創造と変革」のダイナミズムを生みだし、社会全体の成長に寄与することを使命とする)と私が実現したいことが合致していたため、入社を決意しました。

■MBAでの学びは、今の仕事や今後のキャリアにとってどう活用できますか?
MBAで経営の定石を体系的に学ぶことで、自分の所属・職種以外の仕事の意義や活動内容を具体的にイメージできるようになりました。また、戦略的なことばかりではなく、人の感情に配慮したリーダーシップ行動を取ることも学ぶため、人への接し方も変わった実感があります。日々のチームマネジメントを行う際の戦略策定・実行に不可欠な学び(スキル)となっています。

■MBAとグロービスでの仕事、プライベートとどのように両立して乗り越えていますか?
MBAに通ったタイミングは、転職活動直後かつ、双子の子供が1歳の時期だったので、大変でした(笑)とはいえ、より充実した30代を過ごすためにも、この時期に能力開発を図っておきたく、2年間は余暇の時間を減らして、MBAと仕事と育児にリソースを注ぐことにコミットしました。
具体的には、自分のスケジュールの中で漫然と過ごしていた時間(TV、スマホ、飲み会等)を洗い出し、その時間を学びの時間に充てました。また、MBAの受講はオンラインクラスの比率を高めて、移動時間の削減を図り、平日夜と土・日何れかのAMで受講をして、午後は育児の時間とすることで、両立していきました。転職・MBA進学する目的は、妻にも事前に話をし、在学中も対話をする時間を意図的に取っていたため、協力を得ながら走り切ることができました。

■グロービスに転職を考えている人に、一言メッセージをお願いします!
人や組織の成長に関わりながら、自分自身も成長でき、高めた能力を社会に還元できる仕組みが整っている組織だと思います。
次世代に良き社会をつなげられるように、一緒に活動していきましょう^^

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