異業界からグロービスへの転職経験談!人材・組織開発コンサルタントのメンバーに聞いてみました

異業界からグロービスへの転職経験談!人材・組織開発コンサルタントのメンバーに聞いてみました

グロービスの法人部門では、異なる業界からグロービスに転職したメンバーが多く活躍しています。
法人部門の1つ、グロービス・エグゼクティブ・ディベロップメント(GED)で人材・組織開発コンサルタントとして働くメンバーに、異業界転職の経験談を聞きました!

・グロービスに入る前は何をしていた?
・グロービスへの転職理由と決め手は?
・これまでの業界での経験が「グロービスでも生きた」と感じたところは?
・異業界転職でグロービスに入って、実際どうですか?
・同じように異業界転職を考えている人に、一言メッセージをお願いします!

■話を聞いたメンバー・経験業界
①高橋さん・金融業界(メガバンク)
②内野さん・通信業界
③醍醐さん・保険業界(損害保険)&医療業界
④宮本さん・人材業界

【高橋さん】金融業界で培ってきた能力やスキルも生かして、組織課題を分析

■グロービスに入る前は何をしていた?
新卒入社から約9年間、メガバンクで働いていました。キャリアのほとんどは法人営業担当として首都圏と近畿圏で、様々な業種・業界の企業を担当してきました。融資・預金・為替の業務をメインに、経営者の方と経営課題について議論をしながら、自社やグループ会社が取り扱っている金融関連の商品・サービスまで含めて提案していくソリューション営業に取り組んでいました。

■グロービスへの転職理由と決め手は?
30歳を迎えた頃「一人前に仕事ができるようになってきたかな」と思う一方で、「自分はこれからどのような仕事がしたいのか?このままでいいのだろうか?」と考えることが増えていきました。そんな折に、新たなチャレンジとして社内の新規事業ピッチコンテストに参加、先輩社員がグロービス経営大学院の受講生だったことでグロービスの存在を知りました。ピッチコンテストを通じて自分のやりたいことを整理していくと、人材育成・能力開発に関心が強いと感じるようになりました。その後転職活動を本格的に始め、転職エージェントからグロービスを勧められたことも決め手の一つです。

■これまでの業界での経験が「グロービスでも生きた」と感じたところは?
銀行で様々な業界・業種の企業を担当し経営課題の分析を行っていたことが、現在の担当顧客の事業課題・組織課題の分析に活用できています。企業が研修を実施する目的は社員の能力開発であり、その背景にある事業課題・組織課題を分析し、最終的な研修提案につなげて語ることができているのではないかなと思います。また、法人営業におけるPDCA(商談設計→商談→検証→次回アクション)の行動習慣も活用できています。

■異業界転職でグロービスに入って、実際どうですか?
良かったポイントは、素晴らしい仲間に囲まれて仕事ができることです。私の周りには、人材育成に対する熱い思いを持っている人がたくさんいます。また、他者の強み・個性を認め、互いに高め合っていくというポジティブな考えを持った人が多く、私も感化されています。業務面では、自分の考えや意見を積極的に発信することで、顧客や組織に貢献できているという実感が得られる点にやりがいを感じます。
苦労したポイントは、前職と全く異なる組織文化・風土に慣れていくということでした。仕事に向き合ううえでの考え方や取り組み方、ルールなどに順応していこうとするものの、前職の経験に沿って考えてしまうため、アンラーニングしていくことがとても難しかったです。ただ、周囲の方々が親切かつ丁寧なサポートをしてくれたので、徐々に慣れていくことができました。

■同じように異業界転職を考えている人に、一言メッセージをお願いします!
金融業界からの転職はとても勇気がいると思います。(私もそうでした)
グロービスは皆さんがこれまで培ってきた能力やスキルを活用して、前向きにチャレンジできる会社です!
人材育成・能力開発に関心がある方はぜひ一歩踏み出してみてください。

【内野さん】グロービスに入社して、体系的な提案プロセスに納得!

■グロービスに入る前は何をしていた?
前職は大手通信会社で、7年間法人営業を行っていました。
入社当初はネットワークやモバイルサービス等を企業向けに提案・提供していましたが、入社3年目からは会社の新たな戦略実現に向け、新規事業の専任営業として活動していました。お客様の真の課題に対して提案を行うため、既存ソリューションの範囲に留まらず、他社ともパートナーシップを組みながらお客様とのビジネス共創を目指し取り組んでいました。

■グロービスへの転職理由と決め手は?
前職での活動を通して、どれだけ優れたソリューションがあっても、企業にはそれらを使いこなせる人材や組織が重要だと考えるようになりました。一方で、私には人材・組織を支援できる能力や経験はなく、もどかしさを感じ転職を考え始めました。
このタイミングでグロービスのプログラムや講師の質の高さを知り、私もこんな学びの場を提供できるようになりたい!と思うようになりました。選考の中で面接官が私の価値観を棚卸ししてくれ、目に見えないヒトの本質的な部分を解き明かしてくれる、そんな人達が働いている会社にとても魅力を感じました。

■これまでの業界での経験が「グロービスでも生きた」と感じたところは?
無形サービス×法人営業という通信業界での経験は、扱うサービスは違うものの活かせる部分はありました。前職でも行っていた、お客様の課題を特定し、ソリューション提案をするプロセスはグロービスでも共通だったので、商談のイメージや案件に向き合う際の頭の使い方はフィット感がありました。前職では体系的な提案活動プロセスを意識できていなかったので、グロービスに入社して「こういうことだったのか!」と私自身が納得し、成長できた感覚もあります。

■異業界転職でグロービスに入って、実際どうですか?
苦労したのは、育成施策は実施をしてもすぐに効果が見えるものではなく、本質的な課題をお客様自身が特定することも難しいので、どのように説得力を持って提案するのか、ストーリーを考えることでした。先輩の商談に同席して学んでも、私は思うように提案ができない…と悔し涙を流したこともあります(笑)。ですが、これは実務経験と自らがグロービス経営大学院で学ぶことで少しずつ乗り越えられるようになってきました。
良かったところは、シンプルに前職と全く違った領域について理解を深め、知識を増やし成長することができるという点です。また、お客様の課題に共感できたり、他メンバーに対して前職の経験を伝えて提案時の参考にしてもらえたりすることも、異業界からの転職だったからこそかなと思います。

■同じように異業界転職を考えている人に、一言メッセージをお願いします!
異業界への転職となると、やっていけるのだろうかと不安になることも多いと思います。でも、グロービスのメンバーは様々な業界から転職してきた経験者なので皆温かく迎えてくれますし、何より、丁寧に周りの先輩やリーダーが伴走してくれる体制があるので知識や経験に自信が無くても大丈夫です^^少しでもグロービスに興味をもっていただければ、ぜひ面談や選考に進んでいただけると嬉しいです!!

【醍醐さん】異業界転職だからこそ、入社後は苦労も…!苦労を乗り越えて本気でやりたいことに取り組む。

■グロービスに入る前は何をしていた?
新卒当時は大手損害保険会社で法人営業を2年半経験しました。ゼネコン業界を担当していたため、案件規模・取り扱い金額も大きく、新人ながら貴重な経験をさせていただきました。
2社目は外資系の医療機器メーカーで営業を4年強経験しました。医療器械の提案型営業だけでなく、手術の立ち会い・代理店の社員に対する勉強会の実施・若手医師に対して手技向上を目的とした海外でのトレーニング機会の提供等、幅広い業務を経験しました。

■グロービスへの転職理由と決め手は?
医療機器メーカーに勤めていた当時、代理店社員に対する勉強会実施の経験から「適切な育成機会を提供できれば、多くの社会人はマインド・スキルが向上し、今よりも高い成果を生み出すことができる」と考えたためです。
また、失われた30年と呼ばれるこの時代を微力ながらより良い時代にしたいとも考えていました。そんなタイミングで、グロービスからカジュアル面談のお誘いをいただきました。以前よりグロービスのことは認識していましたが、カジュアル面談を通じ、グロービスの理念・価値観に感銘を覚え、入社を決意しました。

■これまでの業界での経験が「グロービスでも生きた」と感じたところは?

正直に言うと、ほとんどありません(苦笑)
前職・前々職で求められる営業スタイルはどちらかと言うと、リレーション営業と呼ばれるものでした。一方、グロービスではコンサルティング営業のスタイルが求められたため、これまで培ってきた営業手法を大きく見直す必要がありました。
また、これまでの業界特性上、提案資料を個人で作成することはなかったので、グロービスに転職した直後は提案資料作りに悪戦苦闘していました。

■異業界転職でグロービスに入って、実際どうですか?
<苦労したポイント>
グロービスが求める“思考の深さと幅”に苦労しました。お客様との商談に向けて準備を進める中で、自分なりに仮説を持ち、事前リサーチを行い提案資料を作成しても、毎回の様にマンツーマンサポーターや上司から、「○○の観点が抜け落ちているね」「この提案資料のP.5とP.6の繋がりが弱いね」等のフィードバックを受けていました。その指摘がどれも的を射ており、一時期自信を喪失しかけました・・・
<良かったポイント>
保険・医療業界については任せてくれ!という自分の強みを発揮できる分野があったことが、異業界転職をして良かったと感じたポイントです。転職してから4年経った今でも、同僚のコンサルタントから保険・医療関連の案件に関する相談を受けることがあります。

■同じように異業界転職を考えている人に、一言メッセージをお願いします!
経験の有無ではなく、本気でやりたいことは何か?を考え、キャリアを切り開いてみてください!!

【宮本さん】多様な人がいるからこそ、互いの経験から得られる学びがあり、さらに新しいことを学んで成長していける環境!

■グロービスに入る前は何をしていた?
前職では、人材紹介で法人営業とキャリアアドバイザーを経験したのち、小さなチームのマネジメントをしていました。
マイノリティを含めた多様な働く人の活躍を応援したいと考えており、転職エージェントのなかでも、外国人の転職に強みのあった前職に就職しました。転職者は若い方が多かったので、キャリアチェンジの相談も含めて長くお付き合いする事が多かったと思います。

■グロービスへの転職理由と決め手は?
働く人の活躍に関心があり、転職という短い期間だけでなく、長期的な組織内での活躍にもいつか関わりたいと考えていました。また、マネジメントの経験から、人が育つ環境を作る大切さや、方針や戦略を描けるリーダーの重要さと難しさを感じていたこともあり、リーダー向けの育成会社を中心に転職活動をしました。
そのなかでグロービスに決めたのは、「自分たちの仕事を通じて社会を良くする」という思いに強く共鳴したためです。また、選考を通じて、他者に対して理解を示す姿勢を感じたことも決め手となりました。

■これまでの業界での経験が「グロービスでも生きた」と感じたところは?
グロービスの法人営業は、研修設計に向けて「受講者が日頃どのように仕事をしているのか」「これからはどのような姿が求められるのか」などを考えながら、すり合わせをしていきます。
前職でも、クライアントが求める人材の経験や能力、マインドセット、それらの優先順位などをすり合わせる事が多かったため、人材像についてあらかじめイメージしておく習慣やそのための情報の調べ方などは、今の仕事でも生きているように思います。

■異業界転職でグロービスに入って、実際どうですか?
人材業界当時は組織や人材に焦点を当てた話がほとんどでした。クライアントの外部環境や経営戦略をもとに、提案を考える経験がなかったため、経営課題を想像するのが最初はとても難しかったです。また、これまでは自社サービスを売る業界ではなかったため、グロービスのサービスについて深く理解し、最適な提案を作っていくことに難しさを感じていました。その難しさのぶん、グロービスの提案を選んでいただける嬉しさはひとしおです。
グロービスに入社して感じたのは、学びや思考を深めること、それらを他者とシェアすることに前向きな人が非常に多いということです。ほとんどの人が異業種からグロービスに入社しているため、互いの経験から得られる学びがあり、さらに新しいことを学んで成長していける環境だと感じます。

■同じように異業界転職を考えている人に、一言メッセージをお願いします!
様々な業界のお客様を担当でき、多様な業界・職種出身のメンバ―がいる環境です。ご自身の経験を活かせる場がグロービスには沢山あるのではないかと思います!

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