可能性を広げ、キャリアをデザインする──グロービスで市場価値を高める

可能性を広げ、キャリアをデザインする──グロービスで市場価値を高める

グロービスのでは、一人ひとりの興味関心をベースにキャリアを広げ、市場価値を高めていくことを大切にしています。 今回の記事では法人部門の1つ、コーポレート・ソリューション部門(GCS)から
①プロジェクト兼務
②グループ会社兼務
③社内部門異動 と、さまざまな方法で経験の幅を広げ活躍する3人のメンバーを紹介します。

※所属等は本記事を作成した2022年11月時点での情報です

コンサルタントのチームリーダーと組織戦略プロジェクトを兼務する

大手銀行でのキャリアを経て、2015年にGCSに入社した尾花さん。
現在は、同部門でチームリーダーを務めながら、部門の組織戦略の一つ、戦略人事プロジェクトのリーダーを兼務しています。

尾花 入社後は、コア事業の経営人材育成に限らず、新規事業創出やビジョン策定・浸透の支援等、さまざまなプロジェクトを担当しました。また、コンサルタントのかたわら、講師としてビジネススクールや企業研修に登壇もしています。

価値発揮の幅を広げながら、現在はマネジャーとして、コンサルタントチームを牽引しています。

尾花 個としてではなく、チームでより多くのクライアントにインパクトを発揮できる存在になりたい。そんな想いでチームリーダーをしています。メンバーの成長を支援し、それぞれができることを増やしながら、提供できる価値を最大化していくプロセスには、とてもやりがいを感じています。

加えて2022年度、自ら希望して部門の戦略人事に携わるようになります。

尾花 チーム外のメンバーからも組織についての相談を受ける機会が増えたことをキッカケに、組織全体の課題にも貢献していきたいと考えるようになったんです

戦略人事の中でも、今注力しているのは、採用とキャリア支援。

尾花 事業拡大に対応するため、新たな仲間を集めるための企画実行をするとともに、入社した仲間が、中・長期にわたりやりがいを感じ、自己実現に向かってチャレンジできる仕組みを作っていきたいと思っています。

社外(クライアント)のコンサルタント業務におけるチームリーダーと、社内の戦略人事プロジェクトのリーダーという、二足の草鞋を履く尾花さん。 働き方と視座に、大きな変化を生みました。 

尾花 2つの役割を同時に担うので、時間の使い方はとにかくシビアに考えるようになりました。本当に自分がやるべきことは何か、考えるべきことは何かを見極め、時間投資しています。
また、メンバーの声に寄り添いながらも、組織として本当に取り上げるべき重要課題は何か、もう一段高い視点を意識するようになりました

戦略人事プロジェクトで得た実践知は、クライアントワークや講師登壇においても役立っています。

尾花 プロジェクトに関わることで、組織を動かし変えていくことの難しさを、身をもって実感しています。だからこそ、あるべき論を語るに留まらず、その実現に向けた難所や乗り越え方について、以前よりもリアリティと自信を持って語ることができています。

GCSでは現在、2027年に向けて新たなビジョンを策定しています。

尾花 目指すビジョンに対して組織もバージョンアップしていくことが必要ですが、今後の5年間を走り抜けるためには、まだまだ道半ばです。トライ&エラーを繰り返しながら、理想的な組織を実現していきたいですね。

グループ会社の責任者を兼務し、経営を実践する

大手銀行から、2016年にGCSに入社した栗盛さん。

栗盛 銀行員として10年、成功したり淘汰されたりしていくたくさんの経営者や企業のリアルを見てきました。その中で、自分が社会に貢献できるのはどこだろうと考えていたときに、グロービスとご縁があって入社しました。

2020年からは、グロービスのグループ会社であるプロバスケットボールチーム「茨城ロボッツ」との兼務という形で、GCS30%、茨城ロボッツ70%の割合で働いています。 茨城ロボッツを兼務するきっかけは、GCSで担当している鹿島アントラーズとの共同プロジェクトに関わったことだと言います。

栗盛 GCSの案件アサインの主な方法は、指名制ではなく、コンサルタントが自ら挙手する希望制です。鹿島アントラーズさんの担当募集があったとき、私は意気盛んに手を挙げました。  ところが落選してしまって……(笑)。諦めきれない私は部門長に『絶対に関わりたいから、とにかくアサインしてください!』と食い下がったんです。結果、一部に関わらせてもらいました。

その後も経営者育成をはじめさまざまな案件で経験の幅を広げる栗盛。 「さらに深く経営を理解するために、自分自身が経営にチャレンジしたい」と感じていたころでした。

栗盛 ある日部門長から、『茨城ロボッツの経営に興味ある?』と聞かれ、『あります』と答えたら、そのまま代表と話し、トントンと兼務が決定したんです。恐らく、鹿島アントラーズの一件を覚えていてくれたんですね。

茨城ロボッツでの栗盛さんの役割は、「経営リーダー」であり「何でも屋」。 全社ビジョンや経営方針の設計、コーポレートサイド全般の業務改善、加えて2022年7月からは、スポーツビジネスの根幹となるマーケティングで集客の責任者も担っています。 

栗盛 『何屋か?』と問われたときの一つの答えは、『変革屋』ですね。 茨城ロボッツは、ここ数年で大きく変化し、今まさに量的にも質的にも転換が求められている組織です。そんな中で自分たちが目指すべき北極星を定め、何を残し、何を変えるか、新旧の仲間と徹底的に対話しながら推し進めています。

そんな栗盛さんの今の一番のやりがいは、お客様の顔が見えること。

栗盛 責任者と言っても小さな組織なので、自分で手を動かすこともあります。その中で、商店街をまわったり、駅前でチラシを配ったりする仕事が好きなんです(笑)。 自分たちがやっていることが、どんな価値を生んでいるのか。それをお客さんと近い距離で、声を聞き、顔を見ながら感じられることが、地域ビジネスの醍醐味です。

企業の経営課題を支援する側から、自ら経営する立場も担う今、GCSでの経験はすべてが財産だと語ります。

栗盛 GCSのサービスは、個社文脈に沿ったオーダーメード型なので、あらゆるタイプの課題に向き合います。業務を通じ、生々しい問題に向き合う場面も多いので、おのずと経営の実践的な知見が高まります。そのすべてが今、私の言動に反映されていますね

色々な働き方の形があるグロービスの中でも、栗盛さんのようなスタイルは一般的というわけではありません。

栗盛 チャレンジしたいという想いを汲んで、制度を柔軟に設け、多様な働き方を生み出していけるところは、“個の爆発”を大切にするグロービス、そしてGCSの魅力です

二足の草鞋を履き、それぞれの経験を還元しながら目の前の顧客に向き合う栗盛さんは、今後の展望をこう語ります。

栗盛 日本のプロバスケットボール界は2026年に大きな転換を迎え、新しく『新B1リーグ』が立ち上がります。ここに茨城ロボッツが参入することが私の使命だと思っています。それにより、茨城県が今よりもっと魅力的で元気な地域になれば、嬉しいですね。

“企業経営のパートナー”を軸に、社内異動で経験を広げる

経営コンサルティング会社から、2020年にGCSに入社した内丸さん。その後、ベンチャーサポートチームに社内異動し、ベンチャーへの投資業務や、ユニコーン企業を輩出するアクセラレータプログラムを担当しています。

内丸 前職は、経営コンサルとして、新規事業や海外進出、M&Aなど幅広い経営アジェンダに対するコンサルティング業務に従事していました。その中で、戦略の実行には、経営陣を含む社員一人ひとりの認識や行動変容がベースと痛感し、個人・組織がどう変わるのかの解像度を高めたいと思い、グロービスに転職しました

GCSでは、自動車メーカー、インフラ、放送業界などを担当し、次世代経営者層の育成や、昇進アセスメントの設計などに伴走します。

内丸 GCSのコンサルタントは、顧客にプログラムを提供するだけでなく、実際にその実行まで行うので、受講者一人ひとりの変容を近くで見ることができます。同時に、顧客の役員層と議論する機会も多いので、会社戦略のマクロ視点と個人というミクロ視点をつなげながら、組織変容を学ぶことができました

人の認識や行動を変えながら、より良い事業作りに関わりたい──。

内丸 担当した大企業の組織を変えていく感覚は、強く持つことができたんです。だからこそ今度は、ベンチャーのようなよりフェーズの早い事業に貢献してみたいという想いが生まれてきました。

結果、グロービス社内でベンチャーサポートチームへ異動します。

内丸 当初は転職も考えましたが、グロービスという会社自体がすごく好きなので、離れたくなかったんですよね(笑)。部門を離れる相談にも関わらず、チームメンバーも親身に話を聞いてくれました。 多くの人に背中を押してもらい、上司に素直に伝えたところ、ポジティブに私の選択を受け入れ応援してくれたこと、とても感謝しています。

異動後、事業モデルも、関わる相手も役割も、がらりと変わったものの、これまでの経験が活きていると言います。

内丸 GCSは、NPS(顧客満足度アンケート)が異常に高いのですが、その背景には洗練されたビジネスモデルとさまざまな仕組みがあると思っています。 現在わたしが関わるスタートアップには、高単価なソリューションを提供する事業も増えてきています。「高単価ビジネス」を高いレベルで実現する組織で学べたことで、スタートアップの事業や組織作りを、手触り感を持って着手することにつながっています。

内丸さんは、自身のキャリアを振り返り、こう語ります。

内丸 これまで、企業経営にパートナーとして携わることで、社会へインパクトを出すこと、その結果自分も成長し、それが提供価値につながると感じられる環境を、一貫して選択してきました。仕事を通じて世界を広げ、自分の考えも変化させていくことで、人生を楽しみたい。贅沢な話ですが、グロービスではそれをさせてもらえているなと感じます

“個の爆発”を促し、キャリアを築く組織に向けて

2022年度よりGCSでは、戦略人事の取り組みの一つとして、CDP(キャリア・ディベロップメント・プログラム)をスタートしています。

尾花 キャリアは個人が構築していくものという前提ですが、それでも、働き方も多様化し選択肢が広がる中で、迷うメンバーも多くいます。一人ひとりが自分らしいキャリアを自律的に築いていくための手助けになればと思っています。 定点観測的に自身の成長を棚卸し、将来に目を向ける仕組みを整備していくことで、より多くの方が前向きにチャレンジしている状態を実現していきたいです

グロービス、そしてGCSは引き続き、“個の爆発”を促す組織づくりに挑戦しながら、一人ひとりのキャリアの可能性を広げていきます。

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