ファカルティ・
グループ・
オフィス

経営知の研究開発を担当。大学院や法人部門で用いるコンテンツ開発や講師育成のみならず、次世代の経営研究モデルの研究開発や、テクノロジー×イノベーションで次世代の成長産業づくりの研究も。

部門について

ファカルティ・グループ・オフィスは、グロービスの経営知のR&D機能を担う部門として、グロービスの提供するコンテンツと講師の供給、品質管理に責任を持っています。
具体的には、ビジネススクールや企業研修のプログラム・教材開発、講師育成、クラスの品質管理を行い、年間2万コマを超える授業を支えています。

加えて、企業経営に関するリサーチをベースに、グロービス学び放題の動画教材、書籍、ウェブサイトなどさまざまなコンテンツを作成し、広く世の中に発信しています。

近年は、独自の研究活動にも注力しています。2017年に立ち上げたAI経営教育研究所では、自然言語処理を中心としたAI技術と、長年培ってきた社会人向け経営教育のノウハウ、データを掛け合わせて、次世代の経営教育モデルの研究開発を推進しています。
また、2022年に立ち上げたテクノベート経営研究所では、グロービス経営大学院の経営知とグロービス・キャピタル・パートナーズのベンチャーネットワークを生かしながら、テクノロジーとイノベーションを活用した次世代の成長産業づくりに関する研究を推進しています。

中長期的な姿

私たちは、コンテンツと講師の両面からグロービスの成長を支えてきました。
時代と共に変化する社会人の学びの在り方を探究し、教室での対面授業から、オンラインでの双方向授業、動画やAIを活用した学習の個別最適化まで、学びの選択肢を広げながら、コンテンツと講師をも変化させてきました。
今後も、これまでに培った学びの科学と確かな技術を組み合わせ、活用することで、よりよい学びの在り方を追求し、広く社会に実装していくことを目指します。

AI経営教育研究所と、テクノベート経営研究所における独自の研究活動に基づき、知の発信にも力を入れていきます。
そして、「グロービスに来れば、自分に合った学びの形、学びのコミュニティに出会える」という認知を広げていきます。

部門の特徴

人の成長に関わり、学びを科学することに対する知的好奇心が尽きないメンバーが集っています。

講師陣は、グロービス経営大学院の基本領域である「ヒト・モノ・カネ」の3分野に加えて、『思考』『創造』『志』『テクノベート』といったグロービスの教育の特徴となる4分野、計8分野のいずれかの専門グループに属しています。
それぞれの専門分野においては、経営実務に知見の豊富な実務家教員と、学術研究に明るい研究者教員との創発により、教材開発や教授法の検討にあたっています。

日本最大規模の経営大学院、研修事業を支えるためには、専門スタッフによる教材管理や、講師育成・管理が不可欠です。
私たちはこれを、計画的で緻密な業務推進と、ハートフルコミュニケーションによって実現しています。

部門間連携・
シナジー

「ナノ単科」は、私たちファカルティ・グループ・オフィス、ビジネススクール部門、デジタル・プラットフォーム部門との協働開発です。

グロービスの長年の経験から生まれた、選び抜かれた初学者向けラーニングポイントを、AI経営教育研究所が開発したAIを使ったティーチング技術(特許取得)によってデジタル化。学習体験を一からデザインすることで、デジタル顧客に最適で・深く・効率的な学びの形を作り上げました。
グロービス経営大学院の単位としても認定されるため、プロダクト横断での受講体験を考慮した設計になっています。 複数部門が連携することで、2021年に日本語で開講、22年には日本語5科目、英語でも開講というスピード感で事業を展開することができました。

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