テクノロジーの力を取り込み、
活かすことで、
ビジネスパーソン向けの教育という
概念を変える。
EdTech新規事業の事例

創造に挑み、変革を導く。GLOBIS | RECRUITING

ビジネスパーソンを対象としたマネジメントやリーダーシップ教育のパイオニアとして、新しい領域を開拓しつづけているグロービス。「テクノベート」(テクノロジーでイノベーションを起こす)へのシフトが、この動きをさらに加速させようとしている。中心となっているのがEdTechをリードする社内ベンチャーとして2016年4月に立ちあがった、グロービス・デジタル・プラットフォーム部門である。テクノロジーを通して、グロービスが実現したい教育革新とは何か。それは社会にどのような価値をもたらすのか。同部門に所属する二人のリーダーを通して、グロービスのこれからの挑戦を紹介したい。

参考:グロービスのテクノベートMBA®

20年分の知的資産、デジタルコンテンツに変える

テクノロジーを活用した教育とビジネスモデルの革新をミッションとして、様々なプロジェクトが進行するグロービス・デジタル・プラットフォーム部門。この中で鳥潟幸志を中心とするチームが取り組んでいるのが、定額型グロービス学び放題サービス(「グロ放題」)の事業開発である。「20年以上にわたってマネジメント教育に携わってきたグロービスには、この分野における良質なコンテンツが国内最大規模でアーカイブされています。しかし従来の集合型研修では、参加できる人数に制限が出てしまうため、多くのビジネスパーソンに提供することができませんでした。しかし、これらをデジタルコンテンツ(動画)化することで、遠隔地の方など、今まで受講できなかった方にも、幅広く良質なコンテンツに触れる機会を創出することができます。難しかったのは、講師が講義している場面を動画化するだけでは実践的な学びにつながるコンテンツにならないこと。これからの時代に合った最適なフォーマットは何か。国内外、異業種を含め、幅広く調査を重ねて構築しました。テレビ局のプロデューサーなどの意見も取り入れています」。

※グロ放題 サービス紹介サイト

チームが動画化したコンテンツはすでに200本を超え、4月末のローンチから約3ヵ月で40社以上(受講数1000ID以上)に導入されている。「今は法人向けサービスが主流ですが、今後個人向けにもサービスインすることが確定しています。オンライン動画での学びは、リアルなプログラム以上に学習者のモチベーションを維持することがポイント。人はなぜ学ぶのか、そしてどうすれば学び続けられるのか、というメカニズムを感覚的なものではなく、科学的なデータを基に創り込んでいます。今までグロービスが培ったマネジメント教育のコンテンツをベースに、さらにユーザーが学ぶたびに新しい経験を積んでいけるような仕組みに進化させていきたい」。鳥潟の挑戦は今始まったばかりだ。

学びたい人と学ぶ内容、学び方をマッチングし、ビジネスパーソンの成長を支援したい

グロービスのコーポレート・エデュケーション部門は、法人顧客として大手・中堅、ベンチャー企業まで約1,200社が名を連ね、各社の人材育成・組織開発を支援している。井上友幸をリーダーとするチームが取り組んでいるのが、この法人向けサービスにかかわる一連の流れをシステム化することである。
「これまでリアルのクラスや企業の集合研修では、教材は紙、講義は教室で集合学習、レポート課題は当日に紙で提出し、学びの振り返りはメールといった形式が多く、データ化ができていないもの、データ化をしていても、分析可能な形で蓄積できていないという課題がありました。データを蓄積、分析し、学習者へフィードバックすることで、一人ひとりに適切な学習機会を提供する、これを可能にするプラットフォームを整えていきたいと考えています」。
「何でも学習者に検索させるのは古いプラットフォーム。目指したいのは、学びたい内容や学び方を一人ひとりに最適化できるもの。受験や資格取得など、決まった答えが用意できるものであれば、学習内容や理解が不十分な場合に、遡って学習する領域を設計することができます。しかし、リアルビジネスにおいては、各社環境も異なれば、そこで戦うビジネスパーソンも一人ひとりゴールが異なり、無数の答えがある。かけられる時間やモチベーションも、それをサポートする人事の役割も各社異なる。簡単に解決できるものは一つもありませんが、そこがこの仕事の醍醐味でもあります。私は、デジタル×教育・学びの可能性に魅力を感じてグロービスに入社しましたが、可能性の広がりと大きさは想像以上。いくらでも探求のしがいがあって、退屈することがありません。またトップをはじめグロービス全体でテクノロジードリブンの姿勢を明確にしているのも進め易さのひとつです。グロービス社内でも、我々の部門は特にベンチャー気質が強いことが特徴です。社内だけではなく、社外の優秀なパートナーとも自由に議論しながら、妥協なく本当にいいものを追求できる環境だと感じています」 。

技術や経験を、誰のために、何のために使うのか?

グロービスが目指すのは、テクノロジーと経営学を掛け合わせて、より高度な経営力を生み出すプラットフォームとなることだ。「将来的には社内コンテンツだけでなく、社外のコンテンツも取り込んだプラットフォームへと進化させていきたい。その上で目指すのは、個に最適化された学習体験の提供です。業種、職種、役割、さらには個人が目指したい目標に合わせて学習すべきコンテンツが提示されるようなサービスを目指して、準備を進めています」(鳥潟)「グロービスが提供するサービスのシステム化を実現したら、顧客の人材育成体系、さらには評価や異動といった人事体系全体で活用いただけるようなプラットフォームにしていきたいですね」。(井上)

教育へのデジタルテクノロジーの活用は時間や場所などの学習制限を軽減し、より効果的な学習や企業での生産性向上を促していくだろう。教育業界は特にテクノロジーによる改革が遅れている分野だと言われている。20年以上マネジメント教育に携わってきたグロービスが持つ知的資産に、テクノロジーを掛け合わせることで、さらに多くのビジネスパーソンに最適化した学びを提供していく。これは、鳥潟や井上と同じビジネスパーソンが、日々の仕事の中で直面する課題を解決し、さらには社会を変えていく力ともなるだろう。「マネジメント教育を行っている機関は多々ありますが、リアルビジネスに基づいた学びを設計することにおいて、グロービスの強みは世界的にもトップクラスだと自負しています」。(鳥潟)「自分の技術や経験をそこに注ぎ込むことで教育の在り方を変え、さらに多くのビジネスパーソンが生き生きと働くことに貢献できる。これこそが、自分にとってかけがえのない喜びだと思います」。(井上)

※部門やタイトルはインタビュー当時のものになります。

[このプロジェクトを担当した社員]

グロービス・デジタル・プラットフォーム マネジャー
鳥潟 幸志

埼玉大学教育学部卒業、神戸大学大学院 ベンチャーファイナンス実践Program修了、グロービス経営大学院経営学修士課程(英語MBA Program) 修了。 サイバーエージェントでインターネットマーケティングのコンサルタントとして、金融・旅行・サービス業のネットマーケティングを支援。その後、デジタル・PR会社のビルコム株式会社を共同創業。取締役COOとして、新規事業開発、海外支社マネジメント、営業、人事、オペレーション等、経営全般に10年間携わる。グロービスに参画後は小売・グローバルチームに所属し、コンサルタントとして国内外での研修設計支援を行う。現在は、法人向けオンライン教育部門にて、オンライン研修の新サービス立ち上げのマネージャーを務める。グロービス経営大学院や企業研修において思考系、ベンチャー系等のプログラムの講師や、大手企業での新規事業立案を目的にしたコンサルティングセッションにて講師としてファシリテーションを行う。

グロービス・デジタル・プラットフォーム プラットフォームデザインリーダー
井上 友幸

東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了(学術)。NTTコミュニケーションズにて、O2Oマーケティングおよびデジタルコンテンツを活用した新規事業企画・開発に従事。グロービス入社後はeラーニングのコンテンツ全面リニューアル開発や研修事業等における学習者の自立的学習をトータルサポートするデジタル・ラーニング・プラットフォームの企画・開発、オペレーション設計および蓄積された教育ビッグデータ分析を統括する他、テクノベートシンキングの講座開発等を行う。

[職種紹介]

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