大きな可能性を
秘めた通信・ネットワークの世界。
未来の経営を担う人材と、
志を共有できる喜び。
法人事業部門 経営人材・組織変革プロフェッショナルの事例

創造に挑み、変革を導く。GLOBIS | RECRUITING

企業を取り巻く環境が激変し、過去の延長線上で未来を予測することが困難な時代。経営者には経営に関する知識やスキルはもちろん、高い倫理観や物事の本質を考え抜き将来を見通す力、さらには強い意志にもとづく決断力など様々な要件が求められるようになってきている。一方、日本においては従来からリーダーシップのある経営者が育ちにくいという課題も指摘されている。経営人材の育成という大きなテーマに対して、グロービスはどのように取り組んでいるのか。一人のコンサルタントを紹介する。

経営のHOWではなく、前提となる“志”の醸成を提案

国内大手通信A社では、20年ほど前から将来の経営者を育成するための選抜育成プログラムを実施している。これまで多くの役員を輩出してきた同プログラムを、グロービスが担当するようになったのは2014年から。見満亮寿は、コンサルタントとして企画と運営に携わっている。「数ある企業のなかからグロービスを選んでいただけたのは、"情と理"の考え方をプログラムに取り入れたこと。理、は戦略やロジックといったいわゆるMBAの要素です。情、の中心は"志"。特にこの志に強く共感を頂きました。グロービスでは、志を『人生をかけて成し遂げたいと心の底から思えるもの』と定義していますが、このコンセプトが顧客の求めるところと一致したのではないかと思っています」。
国内の通信業界は、長年規制が強く、既存の枠組みの中で事業を行うことが求められていたこともあり、経営者にはどちらかといえば調整力が求められていた。「しかし、市場環境の変化が激しく、顧客のニーズも多様化していく中で新しい価値を生み出すためには、これまでにない考え方や仕組みが必要となります。たとえば商品やサービスひとつとっても、もはや1社ですべてを完結させることはほぼありません。では、どこと組み、誰に向けて製品やサービスを提供していけばいいのか。答えのない時代に経営者として、前例のない意思決定に挑戦していくためには、自らのよりどころとなる軸、つまり志が必要だと考えました」。

受講者の感情をあえて揺さぶり、
ぶれない軸をつくる

プログラムは8か月間という長期にわたって実施される。通常の仕事を離れた場で、自身と自社を見つめ直し、これからの経営を担う人材としての基盤を確立していくのだ。「参加者は部長職級となりますが、みなさん非常に優秀で意識も高い。それでも初期の段階では、組織の固定観念や既存の価値観に囚われている場合があります。プログラムはこうした意識に揺さぶりをかけることから始まります」。実際の企業事例をもとに経営者として事業を撤退するべきか否かを議論したり、歴史、宗教、芸術等リベラルアーツ領域や、頭だけではなく身体感覚を研ぎ澄ますセッションを取り入れたこともある。「予定調和ではなく、あえて違和感や拒否反応といったネガティブな感情を起こし、混沌とした状況をつくり出すことで、ご自身の軸をはっきりさせていただくのが狙いです」。
もちろん、これらがただの思い付きや驚かしであっては意味がない。「コンサルタントの役割のひとつは、すべてのコンテンツを有機的・効果的につないでいくこと。A社の経営戦略上の課題にもとづき、プログラム全体をデザインできるのが大きな醍醐味ですね」。プログラムの内容について、顧客の担当者や講師たちと意見を戦わせることもある。「志をテーマに掲げているということは、私たち自身の志も試されていること。私たちが本気であれば伝わるし、一瞬でも気を抜けば見透かされる覚悟で、常に自分の職務と向き合っています」 。

志をテーマにした若手社員向けプログラムもスタート

プログラムの最後は、経営陣へ対するプレゼンテーションで締めくくられる。各チームで10年後のA社のあるべき姿を描き、具体的なビジネスプランとともに発表する。「初めは一般論やなるべく無難な意見を述べるだけだった受講者の皆さんが、回を重ねるごとに、自らの言葉で語り出す。最終報告では経営陣に対して、臆することなくわたりあう姿を目にするときは、自分のこと以上に喜びを感じます」。このプログラムが評価され、若手社員を対象に志をテーマにした新たなプログラムもスタートしている。
「通信やネットワークの世界はまだまだ大きな可能性があり、世の中を変えるような商品やサービスを生み出せる余地が無限にあります。このプログラムを通して、コンフリクトを恐れずにぶつかりあうことで、自らの志を醸成していただきたい。きっとそれがこの会社を変え、通信業界を変えることにつながると信じている」。日本企業の未来を担う経営者の育成に貢献する。それは、見満自身がグロービスで成し遂げたい志でもある。

※部門やタイトルはインタビュー当時のものになります。

[このプロジェクトを担当した社員]

コーポレート・エデュケーション
コーポレート・ソリューション・チーム
マネジャー
見満 亮寿

国際基督教大学教養学部卒業、グロービス経営大学院(MBA)修了。大手人材サービス会社に入社後、新規事業の立ち上げや大手通信事業者・SIer向けのBPOサービスに携わる。現在は、グロービスのコーポレート・エデュケーション部門において、マネージャーとして、企業の人材育成・組織開発の企画、設計、コンサルティングを行う。また、ヒト系領域(リーダーシップ・人材マネジメントなど)の研究グループに所属し、リーダーシップ領域の講師やコンテンツ・教材の開発を行う。

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