創造に挑み、変革を導く。GLOBIS | RECRUITING

グローバル競争の勝敗を決めるのは、人。未来を創る人材を輩出するためのパートナーとして、挑戦を続ける。

長年にわたって日本経済を牽引してきた自動車産業。その足元は激しいグローバル競争の波にさらされる一方、異業種参入という脅威もひたひたと押し寄せている。その中で、未来の車づくりの中核を担うR&D部門における次世代リーダー育成への取り組みを加速させているのが日産自動車だ。グロービスはこのプロジェクトのパートナーとして、教育プログラムの企画から実施までを支援している。車社会は今後どのように変化していくのか。その中で戦略はどうあるべきか。求められるリーダー像とは。お互いが本気の議論を重ねながら、人と組織のあるべき姿を模索し、プロジェクトを進化させていく。それは人の可能性を信じ、人によって組織を変え、会社を変えていこうとする試みでもある。

未来のリーダー教育を託せる相手

未来のリーダー教育を託せる相手

日産自動車の研究開発拠点として、世界的にも知られる日産テクニカルセンター(NTC)。同センターのマネジメント層を対象とする選抜教育プログラムは、すでに10年以上の実績がある。この間、様々な試行錯誤を行い、現在は『競争優位の構築』をテーマに約1年間、各部門から推薦された少数精鋭のメンバーを対象に実施されている。「日産自動車はグローバルでビジネスを展開していますが、単純に技術を追求するだけでは厳しい競争に打ち勝っていくことはできません。将来の競争環境変化を見据え、日産自動車はどう戦っていくべきなのか?そこで勝つためにいかなる技術を展開していくべきか?という視点で、経営と技術をつなげなければならない。従って、受講者は経営戦略やマーケティングなどの経営理論・定石も身に付けなくてはなりません」。(日産自動車株式会社 人財開発グループ 片山健氏)
グロービスがこのプロジェクトに加わったのは2012年。新たなプログラムのあり方を求めて同社が実施したコンペティションを経て選ばれた。「パートナーとしてグロービスを選択したのは、いくつかの理由があります。まずプログラムの内容が、私たちが求めるものに合致していたこと。私たちは経験上、ビジネススキルやリーダーシップは知識と実践の両面があってはじめて身に付くと考えていますが、グロービスの提案はプログラムの構成や進め方、講師の選定に至るまで、私たちの要望を高いレベルで充たすものでした。また、答えを教えずに考えさせながら気づきを促す、というスタイルも私たちと共通しており、共感することができました」。(片山氏)
本気かつ本音で議論を戦わせることができる相手かどうか、という点も大きなポイントだった。「R&D部門では、これまでも様々な学びの機会を用意してきました。これらのなかでもこのプログラムは極めて重要なものと位置付けており、私たちには本気でリーダーを育成していきたいという思いがあります。この思いを共有でき、場合によっては反対意見を唱えてくれるような相手が欲しかったのです」。(片山氏)

顧客とは異なる視点や新しい気づきを提供する

顧客とは異なる視点や新しい気づきを提供する

次世代リーダー育成プロジェクトは、トップマネジメントとダイレクトにつながる人財開発グループを中心に、現場のエンジニアも含めて構成された人財育成タスクフォースチームによって遂行される。プロジェクトのなかでグロービスはどんな役割を果たし、何を期待されているのだろう。「学ぶことへの姿勢は、ここで働く心構えと行動を定めた日産ウェイの中でも上位に位置付けられており、カルチャーとして定着していると考えています。なかでもNTCは新しいものを生み出す拠点だけに、学びに対する意欲は高く、学びの場や機会も自分たちで設計・実施することが多い。こうしたなかで、このプログラムをグロービスに依頼したのは、私たちにはない視点や気づきに期待したからです。たとえば、エンジニアリングと経営に対する深い経験と知見を持った担当講師のアサイン、経営理論や定石を学ぶためにまったくの異業種を題材としたケースメソッド、ビジネスの最前線で活躍する講演者の招聘、さらにはビジネスとは関係なさそうに思える身体をつかったセッションなどの柔軟な発想は、私たちには無かったものでした。受講者たちにとっても非常に新鮮で、研究開発に活かせる気づきが多くありました。日産のカルチャーとグロービスの刺激がうまくかみ合って、いいコラボレーションができていることを実感しています」。(日産自動車株式会社 人財育成タスクフォースチーム 沼倉啓一郎氏)
一方、顧客からの高い期待と要望は、担当コンサルタントによっては大きなプレッシャーでもある。2012年当初からプロジェクトにかかわっている中島淑雄は言う。「毎回、毎年が真剣勝負で、一瞬たりとも気は抜けません。プログラム自体は受講者と講師が主役になりますが、そのなかでコンサルタントとしての役割を意識し、常に問いを立てながら臨むようにしています。どうしたらもっと議論を活発化できるか。学んだことを実(じつ)にしていただけるか。ヒントを探してディーラーに足を運び販売員に日産の車づくりについて意見を聞いたこともあります。そのなかでよかれと思ったことは、提案し、議論し、プログラムに取り入れていきます」。
コンサルタントとしての姿勢を厳しく指摘されたこともあった。「人が変わらなければ、組織は変わらない。人が変わるためには、ただ知識を得るのではなく、何度も深く思考し、ときに悩みながら、気づきを得ていく必要があります。ただ知識を教える場をつくるだけならば、自分がここにいる意味がない。グロービスのコンサルタントとは何か?を改めて感じ、成長の機会をいただけたこのプログラムは、自分にとっても非常にエポックなプロジェクトとなっています」。

プログラムが花咲き、実るときを信じて

プログラムが花咲き、実るときを信じて

プログラムの内容も年々充実し、プロジェクトチームのなかには、将来経営の一角を担えるようなリーダーシップを持った人材を輩出するという想い、手応えが強まっている。
「プログラムは毎年ブラッシュアップを続けており、受講者からの評価も高いことには大きな手応えを感じています。ただし、R&D部門にいる全体からすれば、受講者の数はまだごくわずか。選抜されたメンバーが得た知識や意識の変化を、もっと多くのメンバーに広めていく、といった課題もありますが、私たちはこのプログラムの成果がどこかで必ず花咲き、実るタイミングが来ると信じています。また、それだけの内容を持ったプログラムだと思っています」。(片山氏)
コンサルタントの中島もまた、そのときを夢見る。「私たちがプロジェクトを通して目指すのは、一人ひとりの研究者やエンジニアの可能性が拓き、生き生きと働いている状態です。そこから素晴らしい技術や商品、ひいては未来のリーダーも生まれてくると思うからです。コンサルタントとしてできることはまだまだある。自分が担当する顧客には、どんな競争の中でも勝ち抜いて欲しい。だから全力で支援し続けたいと思っています」。

※部門やタイトルはインタビュー当時のものになります。

[クライアント]

日産自動車株式会社
アライアンスR&D 人事部 R&D 人材育成グループ主担
(兼)人事本部グローバル人材開発部 人材開発グループ 主担
片山 健
日産自動車株式会社
総合研究所 EV システム研究所アシスタントマネージャー
沼倉 啓一郎

[このプロジェクトを担当した社員]

コーポレート・エデュケーション
コーポレート・ソリューション・チーム
シニア・コンサルタント
中島 淑雄

慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了(MBA)、ロンドンビジネススクール交換留学生。松下電工(現パナソニック)にて産業部材営業や新規事業推進、ジャストシステムにてナレッジ・マネジメントによる企業の組織能力強化支援、投資会社にて経営改革やM&A/アライアンス、内部統制構築等のコンサルティングに従事。グロービス入社後は企業の組織開発や次世代リーダーを中心とした人材育成コンサルティングに携わる他、経営戦略領域のコンテンツやクラス開発等を行う。共著に『MBAマネジメント・ブックⅡ』。

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