未来の起業家やリーダーたちに
MBAを学ぶことの意義を伝え、
人生を左右する瞬間に立ち会う。
ビジネススクール・学生募集企画の事例

創造に挑み、変革を導く。GLOBIS | RECRUITING

グロービスが経営大学院を開学してから10年。2000名を超える卒業生の中には、起業家や経営者、あるいは組織のリーダーとなっている人物も多い。
しかし、そんな彼ら彼女たちも、最初から自分の資質や能力に気が付いていたわけではない。むしろ様々なきっかけでグロービスと出会い、グロービスでの学びを通して自身と向き合うことで、それを発見していったケースが多いのである。もっと多くのビジネスパーソンたちにMBAを学ぶことの意義を伝え、MBAから広がる可能性を知ってもらうこと、これもまた、グロービスの役割である。

人材業界×グロービスで生まれた画期的な就活サービス

株式会社i-plugは、いま人材業界で大きな注目を集めているベンチャー企業。同社が開発し、2012年9月に立ち上げた『OfferBox』は、新卒版ダイレクトリクルーティングのパイオニアとして、急速に会員数を増やし、約4万人の学生と約1800 社に利用されるまでに成長している。創業者の一人である中野智哉さんは、大学を卒業後、求人広告業界に就職。株式会社インテリジェンスに在籍していた2010年に、グロービス経営大学院へ入学。そこで出会った同期の二人と立ち上げたのが、i-plugである。
「およそ10年間、人材業界にいたので従来の就職活動が抱える欠点ははっきりと見えていました。問題の核心は、一人1社しか入社しないのに、場合によっては100社以上もエントリーしなければならないこと。当然1社ごとのコミュニケーションは浅くなり、よく理解し合わないまま入社。その結果、48%の大学生が最初の就職で失敗しているという現実があります。また新卒では、毎年採用活動を行っている企業と一度限りの就活を行う学生との情報の非対称性の問題もあります。私たちは、学生が各企業にエントリーするという従来のやり方を逆転し、企業から学生へオファーするというやり方に変えたのです」。OfferBoxの仕組みは、まず学生がOfferBoxに自由に登録し、自分のプロフィールを書き込む。企業側はこの中から自社の理念や価値観に合った学生を検索し、ピックアップ。気になる学生にはダイレクトにオファーを送ることができ、学生も一方的なエントリーとは違い、コミュニケーションを通して企業との距離を縮めていくことができる。「単純な発想のように思えるかもしれませんが、これまでの新卒マーケットにはなかった。人材業界で働いていた時に感じていた課題意識とグロービスで得た知識が結びついたからこそ生まれたサービスです」 。

グロービスで得たすべてが生きている

中野さんがグロービスで学び始めたのは、インテリジェンスのトップ営業として活躍していた時期だった。「それなりの経験を積み、売り上げを伸ばすコツがわかってくると、自分の中にマンネリ感が漂うようになりました。また独学で身に付けた営業手法にも限界を感じ始めていた。ちょうどリーマンショック後で時間的な余裕もあり、以前から評判を聞いていたグロービスできちんとビジネスを学ぼうと思い、オープンキャンパスに参加しました。まさにその場で、グロービスなら自分が得たい学びが得られると実感し、まずは1科目から学べる単科生として『クリティカル・シンキング』を受講したのがきっかけでした」。実際に受講してから見た光景が、中野さんの人生観を変えた。「一流大学を出て一流企業で働いている人たちが、土日を使って必死に学んでいる姿に心底驚きました」。彼らの姿勢を見て、自分の中にもっと学びたいという意欲が生まれた。それがやがて起業への思いへとつながり、さらには大学院(本科生)に進学することへと続いていく。
「会社との両立で苦しい時期もありましたが、一緒に学ぶ仲間たちや社員の支えもあって、辛いと思ったことは一度もなかったですね。新しい知識や考え方を学ぶことは無上の喜び。このときに学んだことは、経営やビジネスを行う上ですべて生きていますね。当時の授業で策定した経営戦略もまったくぶれていません。そしてグロービスの特徴は「志」教育。正直、MBAで志について考える授業がある理由がよく理解できませんでしたが、いまはその大切さがよくわかります。MBAというのは言わば切れ味の鋭いナイフのようなもの。きちんとした使い方をしないと、社会にとって危険なものとなる。志とMBAは、正しい経営のために必要な両輪なんです。そしてグロービスに感謝しているのは、やはり最高の仲間と出会えたこと。i-plugという会社は、この3人でなかったら絶対にできなかった。ほんとうに奇跡のような出会いだと思っています」。グロービスは、3人の創業者に対して、ビジネスリーダーとして活躍する卒業生を表彰する「アルムナイ・アワード」を2015年に贈っている。「サービスの認知度は、学生、企業双方に対してかなり上がってきましたが、影響力としてはまだまだ小さい。学生と企業とのミスマッチは依然として多く起こっています。不幸な出会いを少しでもなくすハブ的存在になれるように、サービスを磨いていきたいと思っています。僕たちの子どもが就職する年齢となる10年後くらいに、あたりまえに使われているサービスにできたら最高ですね」。

一人の人生を左右する瞬間に立ち会える責任とやりがい

スチューデントオフィスは、グロービスとの出会いとなる説明会・体験クラスの実施から受講中のサポート、キャリア相談まで、多くの場面で受講生と関わっていく部門である。メンバーの一人である、松井香菜子は言う。

「職務の中でいつも意識しているのは、学生や受講を検討している方からしっかりと話を聞くこと、私たちの提供しているものへの絶対的な理解と誇りを持つこと、誠実であること、そしてより多くの方に私たちの提供している場の価値を感じていただけるようにすることです。グロービスでは、中野さんのように、まずは1科目から学べる単科生から始めて、大学院に進むというケースが多くあります。単科生としての受講を通して、これからもグロービスで学び続けたいと感じてくださった方も、実際に大学院に進学するかどうかという問いについては、迷っているという方も多くいらっしゃいます。その理由は、キャリアや成長の方法には正解がなく、現状の捉え方も多様で、その先の未来には無限の可能性があるからだと思います。そのような時に、その方のキャリアとMBAでの学びがどのように結びつくのか、大学院で学ぶことの意味づけを一緒に考え、納得のいく解を見つけてもらうように、ともに考えていきます。人の人生を左右するかもしれない瞬間に立ち会っているという大きな責任を感じながら、その方の生き方にも触れさせていただけることに喜びを感じます。

ただ、社会に大きな影響を与えるためには、すでにグロービスに興味を持ってくださっている一人ひとりの方に向き合うだけでなく、『社会や組織を変えたい、自分を変えたい』という強い想いを持った方々にグロービスという学びの場の存在やその価値、可能性を伝えて行くことも必要であると感じています。なぜならば、本当に社会を変えるためには、多くの仲間が必要であると考えているからです。そのために、そうした想いを持った方々はどのような場を求めていて、どういう機会を提供することに意味があり、学ぶきっかけとなるのかを考え、キャリアに関するワークショップや、ビジネスにおいて必要とされるスキルを磨くセミナーなど、様々な場を企画、運営しています。その際には、私たち自身で企画をするとともに、講師や外部のステークホルダーとも連携しながら、より良い場をつくることに注力しています。

この仕事のやりがいは、想いを持った多くの方々が、学びやチャレンジの機会を通して、ありたい姿に変化されていく時間を共有させていただけることです。だからこそ、こうした方々と信頼関係を築くには、グロービスで働く私たち自身が自己変革を進め、常に前向きに生きることが必要です。受講生の方々と同じように自分は何をしたいのか、どうなっていきたいのか、自分の志ときちんと対峙していきたいと思っています」。

※部門やタイトルはインタビュー当時のものになります。

[グロービスの卒業生]

株式会社i-plug 代表取締役社長
中野 智哉

株式会社インテリジェンスで10年間にわたって求人広告市場の法人営業を経験。また新卒採用面接や新人営業研修など人材採用・教育に関わる業務を経て、2012年4月18日に株式会社i-plugを設立。2001年中京大学経営学部経営学科卒業、2012年グロービス経営大学院経営研究科経営専攻修了(MBA)。

[このプロジェクトを担当した社員]

グロービス経営大学院 スチューデントオフィス
松井 香菜子

若年層向け教育事業を行うベンチャー企業に新卒で入社。マーケティング、新規事業立ち上げ、教育相談を担当。その後グロービスに入社し、グロービス経営大学院、グロービス・マネジメント・スクールの学生募集部門にてマーケティング、セミナー企画・運営、キャリアガイダンス等に従事。名古屋大学大学院教育発達科学研究科修了/グロービス経営大学院経営研究科(MBA)在学中。

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